アメリカ産のピーナッツは心配ないっていうけど安全性は大丈夫なの?
ピーナッツって、おいしいですよね~。
ポリポリと食べだしたら、もう止まりません。
最近では、節分の豆まきにも
使われたりしています。
わが家でも、ここ数年はずっと、
大豆ではなくピーナッツまきをしています。
後片付けが楽なので…。
ピーナッツというと中国産が多いですが、
最近ではアメリカ産も人気があります。
悪目立ちすることの多い中国産に比べて、
アメリカ産は安心だと言われていますが、本当のところはどうなんでしょうか?
詳しく、調べてみました!
実は安心できないアメリカ産のピーナッツ
実際に調べてみると、
「安心できるアメリカ産!」
「使用しているピーナッツはアメリカ産なので、安心できます」
などと、ネットでも書かれていることが多いです。
確かに、中国産はマイナス評価が圧倒的です。
だからといって、
アメリカ産は安心、というわけでもなかったんですよ!
アフラトキシン、という物質があります。
これ、非常に発がん性が高いものなんですが、
ナッツ類に生えるカビから発生することが多いんです。
①外国産の食品が日本に輸出される
②輸送中に、食品にカビが生えてしまう
③カビからアフラトキシンが発生する
このような過程で、
輸入食品、特に輸入物のナッツ類とアフラトキシンは、
密接な繋がりが出来てしまうんですね。
もちろん、売る側としては、
そんな危険なものを堂々と出せませんよね。
だからカビ対策として、
二臭化エチレンという薬品を殺菌剤として使います。
ところがこの二臭化エチレンにも、
発がん性の危険があるんです。
発がん性物質のアフラトキシンを防止するために
使っているのに、それすらも発がん性…。
無限の発がん性ループです。
それでアメリカでは
結局、この二臭化エチレンの使用をやめてしまいました。
でも、「はい、これで安心でしょ?」
というわけにはいきませんよね?
そもそも、アフラトキシンを発生させないために、
殺菌してたんじゃないの?
殺菌をやめてしまったら、カビはどうなるの?
結局、ふりだしに戻ってしまっているわけです。
実は、二臭化エチレンの発がん性のリスクは、
アフラトキシンに比べるとずっと低いものなんです。
ある調査によると、
二臭化エチレンを使用した場合に比べて、
しない場合の発がん性のリスクは750倍にもなってしまうんです!
これって、圧倒的に危険度が増してますよね?
「お願いだから、殺菌はして~!」
と思ってしまいます。
アフラトキシンは、自然界で作られる物質の中でも、
最も発がん性が高いものと言われています。
乾燥が不十分だと、
付着している土などからカビが発生して、
アフラトキシンを作りだしてしまうんです。
そんな恐ろしい危険があるなんて、
アメリカ産のピーナッツだって、決して安心できませんね。
中国産が怖いって言うけどアメリカ産だって油断できない
中国産の食品には、どうしてもブラックなイメージが多いです。
冷凍餃子の事件なんかもありましたしね。
ネットを見ても、
「中国産のピーナッツは食べない方が良い」
「ピーナッツを買うなら、中国産は避けて」
と書かれていることが、圧倒的に多いです。
そんな中、先にも述べたように、
アメリカ産のピーナッツに対しては安心できるもの、
という書かれ方が目立ちました。
でも、ちょっと待って下さい。
日本は多くの食べ物を輸入に頼っています。
その最も多い取引先が中国で、
次いでアメリカとなっています。
輸入時に違反が発見された件数が
一番多いのは中国なんですが、
次いで多いのが、これもアメリカなんですよ。
ただし、これはあくまで件数です。
輸入量に対する違反件数の確率を比べてみると、
1位 カナダ 0.99%
2位 アメリカ 0.81%
中国はずっと下で、何と0.22%なんです。
あれ?思ったより低い?と思いますよね。
つまり、中国産は輸入量が圧倒的に多いので、
違反件数もそれなりにあるけれど、
確率的にはアメリカのずっと下ってことなんです。
中国産のピーナッツが安全とは、とても言えません。
実際に、アフラトキシンが検出された事例も出ていますからね。
だからと言って、
アメリカ産は安心できるというわけでもないんです。
アフラトキシンが発生した事例を比べてみると、
中国 → 40事例
アメリカ → 61事例
と圧倒的なんですよ。
違反率も合わせて考えると、
どんどん怖くなってしまいますよね!
怖~いカビが発生しやすい輸入食品
カビから発生してしまう、発がん性が非常に高いアフラトキシン。
その汚染被害にあいやすい輸入食品は、
・トウモロコシ
・ピーナッツ
・豆類
・香辛料
・木の実類
などです。
また、頻度は落ちますが、
コメや小麦も被害にあうことがあります。
私たちの日常生活に、
普通に出て来る食材ばかりですよね。
アフラトキシンは熱に強く、一度作られてしまうと、
通常の加熱調理では殺菌できません!
私たちの口に入る確率も、
高くなってしまうんです!
かといって、このご時世、
「輸入物の食材は一切口にしません!」
なんて、無理ですよね?
考えてみてください。
アメリカなんて、すごく遠い国です。
広ーい太平洋の向こうから届いたピーナッツに、
防カビ処置がされていなければ、
アフラトキシンに汚染されていたっておかしくありません。
確かに、アメリカ産や中国産のピーナッツは安価です。
私も、豆まき用に買ったこともあります。
だけど、安さにひかれて買ってしまったものが、
実は発がん性の高い毒を持っていたら、
結局その安さは高くついてしまうんですよ。
日本でも、ピーナッツは作られています。
私が以前住んでいた地域はピーナッツを生産していて、
私の親が遊びに来た時、よくお土産に買っていました。
「粒が大きくておいしい!」
と大絶賛でしたよ。
多少、お値段は上がってしまいますが、
私たちがたくさん購入するようになれば、
生産量も増えて値段も下がるはずです。
そして何より、安心が一番!
わざわざ遠くの危険なピーナッツを、
ビクビクしながら食べるよりも、
国産の安全なピーナッツをおいしく食べませんか?
まとめ
中国産のピーナッツが危険って言うけど、
アメリカ産はどうなんでしょうか?
・実はアメリカ産のピーナッツも危険性があった ・輸入の違反率は、中国よりもアメリカの方が高い ・カビが発生しやすい食品は色々ある |
〇〇産だから大丈夫、というのは、
きちんと根拠を調べてからでないと信用できないんですね。
我が家は全員、ピーナッツが大好きなんですが、
安心できる商品をきっちり見分けてから買おうと思います!
★★★メルマガ登録はこちら★★★