白砂糖が体に害?黒砂糖が体にいいって嘘?三温糖は?知っておきたい砂糖のこと

白砂糖が体に悪い、
ということは、以前からよく言われていますね。
私も知ってはいたのですが、じゃあ何が悪いのか?
ということは知りませんでした。
何となーく、悪いイメージしかなかったんですね。
それで三温糖を使っていたんですが、
実はそれも体には良くない理由があったんです!
黒砂糖は苦手なので使ったことはありませんが、
これが体に良いと言われていたことも、
実は嘘だったことが分かりました。
砂糖について、今回私が調べてびっくりした事実をお伝えします!
白砂糖が体に悪い理由は?怖い成分が含まれていた!
なぜ、白砂糖が体に悪いと言われているのでしょうか。
白砂糖の主な原料は、
サトウキビやビートです。
これらを精製して作っているのですが、
製造過程で不純物は取り除かれてしまうので、
もともと備わっていたビタミンやミネラルは失われてしまうんですね。
しかも、砂糖全般に言えることですが依存性があるんです。
甘いものを食べだしたら
どんどん食べたくなってしまうんですよね。
そして砂糖が体に与える影響は、
- 体内にあるカルシウムを奪ってしまう
- ビタミンB1欠乏症になってしまう
→ 糖類を分解するのにビタミンB1を使ってしまうから。 - 肥満の原因になり、生活習慣病に繋がってしまう
- イライラしたりキレやすくなる
→ 精製された砂糖は吸収されやすいので、血糖値を急激に上げてしまい、インスリンを大量に分泌してしまう。結果、低血糖になってしまう。
私の亡くなった祖父はⅡ型糖尿病でした。
生活習慣の悪化から発病してしまい、
食事療法などもしていたのですが、
どんどん悪くなり、20年患うことになりました。
低血糖を起こすと、早朝に突然叫び出したり、
意味不明なことを言って暴れたこともありました。
最後の方は、足の指に壊疽を起こして数本を切断。
病院で意識が混濁したまま、亡くなりました。
同居していたので、子供の頃から間近で見ていて、
本当に怖い病気だと実感しました。
こんな祖父の姿を見ていたので、
私自身は生活習慣病に対して、敏感になってしまいます。
糖尿病は、甘い物を食べ過ぎてかかる病気ではありません。
生活習慣が大きな要因です。
白砂糖をたくさん摂らなければ糖尿病にはならない、
というわけではありませんが、
摂りすぎが生活習慣を悪化させるのは、間違いありませんよね。
そして、カルシウムやビタミン不足になってしまうと、
体に悪影響を与えるということはすぐに分かります!
私の子供が幼稚園に通っていた頃、
同じ組に、普段からジュースやお菓子ばかり
与えられている子がいました。
もちろん、歯は虫歯だらけで、
前歯は茶色く溶けたようになっていましたよ。
これって大丈夫なの?
と、よそのお宅のことながら、かなり気になったものです。
体にいいと思っていた黒砂糖も実は…
「白砂糖は体に良くないので、黒砂糖を使うようにしています!」
というパターンは、結構多いですね。
私自身は、子供の頃から、
あの独特の香りと甘みが苦手だったので、
ほとんど口にしたことはないのですが…。
黒砂糖は、
- 細かく刻んだサトウキビを絞ると汁が出てくる
- その汁を石灰と一緒に煮て、余分な成分を取り除く
- こうしてできたジュースを煮詰める
という製造過程でできあがります。
②の段階から、
さらに余分な成分を取り除いて作られたのが白砂糖ですね。
黒砂糖がなぜ良いと言われるのかというと、
- 白砂糖に比べてミネラルが多い
- 白い食べ物よりも、茶色いものの方が体に良いと言われているから
といった理由からだと思います。
確かに、白米よりも玄米といった感じで、
茶色いものが推奨されることが多い気がしますね。
でも、よーく調べてみたら、
これは事実とも言えなかったんです!
黒砂糖に含まれるミネラル分は、
確かに白砂糖よりも多いです。
白砂糖はショ糖以外の成分をほとんど含まないのに比べ、
黒砂糖には約15%のミネラル分を含んでいるんですね。
黒砂糖100gあたりの成分は、
- カリウム 1100mg
- カルシウム 250mg
- マグネシウム 31mg
- 鉄 4.7mg
となっています。
「おお、これはすごい!」と思ったかもしれませんが、
一日に100gも黒砂糖は食べられません!
口の中が甘すぎますし、
摂りすぎることで病気になってしまいます。
つまり、せっかく栄養素が入っていても、
一日の摂取量で考えると、
それは微々たる量ということなんです。
あくまで、白砂糖よりはマシ、
という程度だったんですね。
しかも、黒砂糖には黒い話もあったんです。
- 白砂糖を着色しただけ
- 外国産の出所の怪しいサトウキビから作られている
- 水あめや発がん性物質のカラメルを加えている
なんて話もあります。
白砂糖が体に良くないということで、
黒砂糖の需要が高まっているようですが、
中にはとんでもない粗悪品も含まれているということですね。
うかつに飛びついたら、
痛い目に合ってしまいますよ。
じゃあ三温糖なら安心?と思ったらそれも誤解だった!
じゃあ、白でも黒でもない、三温糖なら安心では?
と思ったかもしれませんね。
実際、私もそう思って、家で使っていました。
ところが、この三温糖も
安心できるものではなかったんですよ~!
三温糖は、本来、
白砂糖を作る過程で、結晶化されなかった糖液を
また温めて結晶化させたものです。
黒砂糖ほどではありませんが、
白砂糖に比べるとミネラル分が残っているので、
体に良いとされてきました。
でも、実態は違います。
現在の工程では、白砂糖を作る過程で
わざわざ三温糖を作っているわけではありません。
上記の方法は、
あくまで昔の製造方法なんです。
現在の三温糖には、
白砂糖にカラメル色素を加えて作っているものもあるんです。
わざわざ、着色しているってことですよ?
全然、体に良いものではないですよね?
しかもこのカラメル色素、
上の黒砂糖でも少し触れましたが、
発がん性物質を含んでいるものがあるんです。
しかも、もともとの製造方法ではないため、
含んでいるとされたミネラル分だって、存在するのか怪しいものです。
今まで「体に良い」と信じて使ってきていたのに、
まったくのデマだったとは…。
ショックです。
まとめ
白砂糖は体に悪いと言うけれど、本当のところはどうなの?
黒砂糖や三温糖なら体に良い?
いえいえ、実は、
・白砂糖は体に悪影響を与える
・黒砂糖に含まれる栄養素は少なく、健康に悪影響 ・三温糖は本来の物とは違って、カラメル色素で着色されていた |
ということが分かりました。
こうしてみると、砂糖って、
体に悪い要素があったんですね。
食生活から完全に取り去ることは難しいですが、
必要以上に摂ることは避けるようにしたいものです。
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