カルシウムを摂るなら飲み物は牛乳にする?リスクを避けるなら牛乳以外で!
カルシウムと言えば、すぐに頭に思い浮かぶのが牛乳。
学校の給食にも出ますし、
「しっかり飲めば背が伸びる」
と子供の頃から聞かされていましたよね。
だけど、カルシウムをしっかり摂りたいなら、
実は牛乳は不向きだったって知ってましたか?
むしろ、健康を損なってしまうリスクまであったんですよ~!
この記事を読んで、
ぜひ、正しい方法で強い歯や骨を手に入れましょう!
実はカルシウム補給には向かない牛乳!
牛乳には、カルシウムが豊富に含まれていることは、事実です。
だからこそ、
「骨や歯を強くするには牛乳や乳製品!」
と言われ続けているんです。
ただ、他にもカルシウムが多い食材はありますし、
牛乳だけが突出して多いわけではありません。
そしてなんと、牛乳のカルシウムは、
加熱すると変化して消化されにくくなってしまうんですよ!
え~?!とびっくりですよね。
だって、市販されている牛乳のほとんどは、
加熱処理を受けているんですから!
多くの牛乳は、
120~150℃の高熱で殺菌されています。
そうすると、せっかくのカルシウムも、
うまく体に吸収出来なくなってしまうんです。
低温で殺菌されている牛乳もありますが、
値段が高いし、出回っている量も多くありません。
そもそも、カルシウム自体が吸収されにくい栄養なんですが、
うまく吸収するためにはマグネシウムが必要なんですね。
牛乳には、このマグネシウムがほとんどありません。
更には、カルシウムの吸収を阻害してしまうリンが、
たっぷり含まれていたんです!
これじゃあ、せっかくのカルシウムも体を素通りしてしまい、
更には他から得たカルシウムまで、
吸収するのを邪魔してしまっているんですね。
なんてこった、と頭を抱えそうです。
ですから、牛乳にカルシウム補給を頼っていると、
逆に不足してしまって、
骨粗鬆症の危険まで出てきてしまうというわけです。
牛乳の発がん性リスクについて知っておこう
牛乳には、発がん性のリスクまであったって知っていましたか?
年々、生乳の需要量が増えているために、
生産量を増やそうと、
妊娠中の乳牛からも搾乳が行われています。
牛は、休む間もないんですね。
ただ、牛に限らず哺乳類は、
妊娠すると、血中の女性ホルモン濃度が高くなるんです。
母乳を作るのは血液ですから、
これらの女性ホルモンも、
牛乳にかなり含まれてしまうことになります。
女性ホルモンを過剰に摂取すると、
・乳がん
・前立腺がん
・卵巣がん
・子宮体部がん
などのガンのリスクが高まってしまうんですよ!
怖いことですよね。
消費者側からは、スーパーで売られている牛乳が、
どんな牛から搾られたものかなんて分かりません。
その牛乳の成分を
比較することも出来ませんよね。
ですから、牛乳を飲み過ぎると、
健康を損なう結果に繋がるかもしれませんよ~!
カルシウムを上手に摂る7つのポイント
カルシウムは、骨の形成にとても重要な栄養分です。
骨細胞は日々、新陳代謝を繰り返しているのですが、
だいたい半年くらいで、
新しい骨細胞に生まれ変わると言われています。
また、血中のカルシウム濃度は、
常に一定に保たれるようになっているので、
カルシウムが足りないと、骨から溶け出てしまうんですよ。
強い骨を保つには、
効率良くカルシウムを摂っていかなければなりません。
カルシウムを上手く摂るポイントは、
・日々の食事の栄養バランスをよくする
・カルシウムを多く含む食材を取り入れる
・カルシウムの吸収を促すビタミンDも合わせて摂る
・カルシウムの吸収を阻害するリンを、摂りすぎないようにする
・ビタミンDは日光からもとれるので、適度に日光を浴びる
・飲酒喫煙はカルシウムの吸収を妨げてしまうので、ほどほどに
・適度な運動をする
どれもこれも、
それほど難しいことではありませんよね。
普通に、健康的な生活を意識していれば、
達成しやすいと思います。
何かに偏って栄養を摂ろうとするよりも、
色んな食材から摂るようにした方が、健康的だということですね。
牛乳以外でもカルシウムはしっかり摂れる!
カルシウムの多い食品は、意外に多いです。
また、意外な食品に多く含まれていたりもするんですよ。
カルシウムを多く含む食品は、
・モロヘイヤ(260mg) ※()内は100gあたりのカルシウム含有量
・大根の葉(220mg)
・チンゲン菜(100mg)
・オクラ(92mg)
・ケール(220mg)
・小松菜(150mg)
・豆腐(120mg)
・サケの水煮缶(110mg)
・干しエビ(7100mg)
・煮干し(2200mg)
・アーモンド(230mg)
などがあります。
ちなみに、牛乳のカルシウム含有量は、
100gに対して110mgとなっています。
「おー、すごい!」
というほどではありませんよね?
カルシウムは、
歯や骨を丈夫にするだけではありません。
心臓や神経、全ての筋肉が
正常に収縮するのを保つ働きがあるんです。
日本人が摂取するカルシウムの推奨量は、
・成人男性650~800mg/日
・成人女性650mg/日
となっています。
予想以上に、意識して取らないといけない量ですよね。
実際、現代の日本人は、
カルシウムの摂取量が全然足りていないんです。
最近、小魚を食べましたか?
カルシウムを意識した食事をしていますか?
私の子供は、歯列矯正をしているので、
虫歯のリスクが高くなると、歯科医から言われています。
なので、少しでも歯が強くなるようにと、
意識してカルシウムの摂取をすることを心掛けています。
乳製品からカルシウムを摂るのは効率が悪いことは、
前々から聞いていたので、
我が家では小魚をよく食べるようにしています。
おせちにもでる田作り(ごまめ)なんかは、
家族で取り合いをして食べていますよ。
アーモンドや豆腐も、よく食べています。
色んな食材を組み合わせて、
カルシウムを効率良く摂るようにしたいですね。
まとめ
牛乳を飲めば、カルシウム補給はバッチリ?
いえいえ、実は違ったんです。
・市販の牛乳ではカルシウムは効率良く摂れない ・牛乳を飲み過ぎると、骨粗鬆症やガンのリスクが出てくる ・牛乳以外に、カルシウムを摂れる食材は多い |
カルシウム=牛乳、
というわけではなかったんですね~。
もともと、日本人は牛乳からではなく、
昔からある小魚などからカルシウムを摂っていたんですから、
そちらの方が体に合っている気がします。
一つの食材に頼り切らず、
バランスの良いカルシウムの摂り方を選びたいですね!
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