ペットボトルのお茶が危険ってデマ?本当に安全?実は危ない農薬が…
普段、喉が渇いたら何を飲みますか?
忙しい時ってついつい、
コンビニで買ったペットボトルのお茶に手が伸びませんか?
緑茶やウーロン茶、麦茶にほうじ茶、
いろんな種類があるし、
炭酸飲料を飲むよりもずっと体に良さそうですよね。
でも、実は体に良いと思っていたそのペットボトル茶が、
危険を孕んだものだったって知ってましたか?
しかも、健康のために飲んでいた、
ちょっと高めのトクホのお茶まで、
安全性に問題があることが分かったんです!
ええー?体に良いと思っていたのに?
とショックですよね。
実際のところはどうなのか、調べてみました!
ペットボトル茶には危険な農薬がたっぷり残留していた!
ここ数年で、緑茶がペットボトルのお茶に
使用される量が格段に増えてきています。
何と、20年前の約5倍にも!
確かに、今ここでパッと思い浮かべただけでも、
4、5種類の緑茶飲料が挙げられます。
私自身は、ペットボトルのお茶はめったに飲まず、
基本は家で急須で淹れたお茶を飲むのですが、
イベントなどで、外で水分が欲しくなった時には
便利だなと感じていました。
緑茶って、一時期話題にもなったカテキンや
ポリフェノールが入っていて、健康的なイメージですよね。
ところが、そうとも言いきれなかったんです!
実は、ペットボトルのお茶に使われている茶葉は、
二番茶以降のものなんですね。
お茶には、収穫時期によって呼び方があって、
・一番茶 その年の一番初め、4月から5月にかけて収穫される茶葉。新茶ともいう
・二番茶 6月から7月上旬にかけて収穫。
・三番茶 7月末から8月にかけて収穫
・四番茶 その年最後の収穫になる9月から10月にかけての茶葉。秋茶や秋冬番茶とも
の四つの名前がついています。
もちろん、新茶は有名ですよね。
毎年、お茶屋さんの店頭などで、
「新茶入りました」と宣伝もされています。
ただし、ペットボトルのお茶に使われているのは、
二番茶以降のものなんです。
やはり新茶は値段が上がってしまうので、
安い二番以降になってしまうんですね。
そして何と、一番茶よりも後に収穫された茶葉には、
使われる農薬の種類が一気に増えてしまうんです。
お茶の木は、意外に病気や虫に弱いものが多く、
農薬の散布はどうしても欠かせないんですね。
一番茶は、虫や病気が流行る前に摘み取ってしまうので、
それほど農薬のお世話にはなっていません。
でも二番茶以降の時期を見てみてください。
気温が高くなった頃ですよね?
虫が発生しやすくなっているので、
農薬の種類も増えるというわけなんです。
二番茶 → 13種類
三番茶 → 7種類
の農薬を使うパターンが多いようですね。
こんなにも使っていたの?!
とびっくりです。
農薬に関しては、まだまだあります。
お茶に対して使用許可の下りている農薬の種類が、
何と200個近くもあるんです!
更には、他の農産物に比べると、
お茶の残留農薬の基準が確実に高いんです。
例えば、ある殺虫剤の残留農薬について、
野菜の中で最も基準値の高いのが
レタスと春菊なんですが、これが10ppm。
これに対して茶葉は何と、
30ppmに設定されているんですよ!
3倍ですよ?
これに関しては、
「お茶は茶葉から抽出して飲むので、農薬が薄まるから心配いらない」
という解釈らしいです。
いやいや、全然安心できませんって!
ちなみに、日本で使用されている農薬の一つに、
ネオニコチノイド系のものがあります。
実はこれ、EUでは危険視されて
使用が禁止されているものなんです。
こんなものが、ペットボトルの中に
浮かんでいるかもしれないと思うと、
キャップを開けるのをためらいますよね。
トクホだから体にいいとは限らない
ペットボトルのお茶には、
トクホマークが付いているものもありますね。
最近では、もともとあったブランド茶の中から、
トクホに特化して新たに販売されているものもあります。
トクホ=特定保健用食品を選ぶということは、
健康への意識が高く、少しでも体に良いものを
と考えているという事ですよね?
なのに、そのトクホのお茶も、
実は安心できるものではなかったんです!
トクホのお茶は、
・体脂肪を落とす
・血糖値を下げる
などの効果をうたっています。
そのために必要な成分を添加物として、
人工的に加えているんですね。
ただ、もともと茶葉には、
それらの効果が備わっているんです。
それを、効果に特化して
不自然に数値を上げているわけです。
つまり、茶葉本来の持つバランスを崩しているので、
副作用が出ることもあるんです。
本来あったはずの、
Aの作用が強く出てしまわないためにBの作用が働く、
という効果がなくなり、
Aの作用だけが極端に強く出てしまう、ということですね。
例えば、茶ポリフェノールは、
海外では薬として扱われています。
茶ポリフェノールには抗がん作用があるとされていますが、
それだけを重点的に摂るには、注意が必要なんですね。
素人の判断で、好き勝手に
摂って良いものではなかったということです。
ただ「痩せられる!」と飛びついて、
そればかりを飲んでいると、どんな結果になるかも分かりませんよ~!
トクホという言葉のマジックに踊らされないように、
冷静に判断して選びたいですね。
私は一時期、旦那のお腹周りがやばいと感じていたので、
「体脂肪を減らす」というキャッチコピーのトクホのお茶を、
飲ませようと考えていた事がありました。
ただ、高価格だったので続かないと諦めて、
家では普通に急須で淹れた緑茶を勧めていたんです。
結果的には、そちらで正解だったんだなと思います。
安全に飲めるお茶とは
ペットボトルのお茶が怖い、となると、
じゃあ何のお茶なら安心なの?
と思いますよね。
それはやはり、昔ながらの家で淹れたお茶になります。
私は冷え性なので、一年中、
食後にじっくりと蒸らした緑茶を淹れて飲んでいます。
暑い夏でもです。
お茶をゆっくり淹れるための、
気持ちのゆとりって、大切だと思うんですよね。
喉が渇いているときも、
冷たいお茶をごくごくやるよりも、
熱いお茶をゆっくり飲む方が、渇きが癒される気がします。
寒い冬などには、保温機能のある小さな水筒に、
緑茶を入れて持ち歩いています。
自販機の温かいお茶よりも、
こちらの方が美味しいと感じるんですよね。
ペットボトルだと冷めてしまいますが、
水筒だと温かいままですし。
それから、オススメの茶葉は、
有機JAS認定茶葉や新茶ですね。
わが家では、両親へのプレゼントなどにも、
新茶を送ったりしていますが、とても喜ばれますよ。
まとめ
健康のためにも良い、と選んでいたペットボトルのお茶が実は…。
・残留農薬が多い茶葉を使っている
・トクホのお茶も添加物で成分が偏っている ・安心できるお茶は、やはり家で淹れたお茶 |
やはり、口に入れるものって、
安心できるものにしたいですよね。
どんなに「おいしい」とCMで言っていても、
急須で淹れたお茶の方が美味しいのは確実です。
食後の一杯のお茶、ゆっくり淹れて飲みませんか?
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