乳化剤って何のために使われているの?赤ちゃん用の麦茶にも危険が!

乳化剤って、聞いたことはありますか?
「え~、食品添加物の一つってくらいしか知らな~い」
なんて人が、ほとんどではないでしょうか?
私自身も、
「乳化っていうんだから、何かをミルクみたいな状態にする薬品かな?」
くらいにしか思っていませんでしたが、大きな間違いでした!
これ、本当に私たちの日常生活の中で
たくさん使われていたんです。
体に良いものなら、問題はないのですが、
実は問題があるんですよ~。
日常に潜む、乳化剤とその危険性について、詳しく調べてみました!
乳化剤が危険なその理由とは
乳化とは。
油と水のように、
本来であれば混ざりにくいもの同士を、
均一に混ざりやすくさせることです。
乳化剤とは、その乳化を行うための添加物で、
人工的に混ぜ合わせたものはとろみがあったり、
白く濁っていたりするので、それを「乳」と呼んでいるだけであり、
ミルクは関係なかったんですね。
何だか紛らわしいです。
乳化剤は何種類かあって、
・大豆レシチン
・ポリソルベート
・ショ糖脂肪酸エステル
・プロピレングリコール脂肪酸エステル
・ソルビタン脂肪酸エステル
・リン酸塩
などがそうです。
レシチンやソルビタンは、
聞いたことがあるかもしれませんね。
これら乳化剤の中には、
次の危険性が疑われているものがあります。
・大豆レシチン
→大豆由来だが、その大豆はアメリカ産の遺伝子組み換え作物
・ポリソルベート
→染色体異常や不妊症などを引き起こすと言われている
・プロピレングリコール脂肪酸エステル
→少量であれば毒性は低いが、原液の場合は危険物として指定されている
・リン酸塩
→骨粗しょう症のリスクが高まる
こんな危険なものを、使っていたなんて!
最近では、乳化剤やイーストフードに
敏感なパパさんママさんも増えてきていて、市販のパンでも、
「乳化剤不使用」
「イーストフード無添加」
などと書かれている商品が出るようになりましたね。
私も、スーパーでパンを買う時、
お値段にそれほど差がなければ、無添加のパンを選びます。
が、どちらかというと無添加の物は高い!
特売の食パンについつい手が伸びてしまっていたのですが、
ここはやっぱり、家族の健康を考えるなら、
できるだけ無添加にした方が良いんですね。
気を付けようと思います。
乳化剤がどうして使われているのか
乳化剤は、混ざりにくいもの同士を混ぜ合わせたり、
均一にならしたりする働きをします。
その用途はとても広いです。
・乳化 → アイスクリームやバター、マーガリンなど
基礎化粧品の乳液などにも使われている
・分散 → 粉末状のものを液体の中に均一に分散する
ココア飲料やチョコレートなど
・湿潤や浸透 → 水分をしみこみやすくしたりする
チューイングガムなど
・起泡 → 液体に溶けて泡を生じさせる
液体を混ぜた時にできる気泡を維持して、ボリュームをもたせる
パン、ケーキ、アイスクリームなど
・消泡 → 液体に泡ができるのを防いだり、できた泡を消す
豆腐、ジャムなど
・可溶化 → 水に溶けにくい、または溶けない物質を水に溶けた状態にする
香料など
・洗浄 → 汚れを取り除いて洗う
石鹸、衣類用洗剤、化粧品など
こんなにもあるんですね!
日常的に使うものがとても多いことにびっくりです。
ということは、私たちは日頃から、
乳化剤を口にする機会がとても多いという事ですよね。
私はパンやチョコレートが大好きでよく食べているんですが、
これを知ってショックでした!
確かに、商品を作るうえで、必要なものなのかもしれませんが、
積極的に摂っても安心な物ではありませんよね?
自宅でパンを焼くと、
翌日には固くなってしまったりしませんか?
私もホームベーカリーでたまに焼くんですが、
余ったパンを置いておくと、
すぐに固くなって味が落ちてしまいます。
焼きたてはあんなにおいしかったのに!
でも、市販のパンは固くなりにくいのはどうしてか。
これは、乳化剤の効果なんです。
いち消費者としては、買ってすぐに食べきれないなら、
少しでも味を長持ちさせたいと思うもの。
だけど、乳化剤の働きで、
あのフワフワ食感が保たれているのなら、
むしろなくてもいいよなあ、と思いますね。
赤ちゃん用の麦茶にまで使われているけど大丈夫?
乳化剤は、何と麦茶にも使われています。
・泡立ちを抑える
・苦みや渋みをまろやかにする
・透明度を上げる
などの働きをさせるためです。
つまり、見た目をおいしそうにするために、
乳化剤を添加しているというわけですね。
はっきり言って、
麦茶にそこまで必要ないかと思うんですが…。
麦茶って、ノンカフェインだから
赤ちゃんにも飲ませますよね?
私も、子供が小さいとき、
外出先で持っていたお茶がなくなったら、
自販機でペットボトルの麦茶を買って、追加していました。
「麦茶なら、安心」
と思っていたからです。
なのに、この麦茶にも
乳化剤が使われていたなんて!
しかも、赤ちゃん用として売られている麦茶にも、
乳化剤が入っているものがあるんですよ。
赤ちゃんに乳化剤なんて、使っちゃっていいの?
と思います。
どんな影響を受けるか分からないのに…。
しかも、そんな小さなうちから、
乳化剤に含まれる悪い成分を
体に溜めていくことにもなってしまいますよね。
また、乳化剤の一つである大豆レシチンは、
大豆から出来ています。
もし、子供に大豆アレルギーがあったら、
ペットボトルの麦茶も飲ませられなくなります。
麦茶で大豆アレルギーだなんて、
ものすごく変な感じがします。
全然関係がなさそうな食品でも、
細かくチェックしておかないと、
とんでもない事態を引き起こしてしまうかもしれないんですね。
食べ物の安全って、
簡単には手に入らないものなんですね~。
まとめ
・乳化剤には色んな危険要素が含まれていた
・乳化剤には多くの用途があるために、様々な商品に使用されている ・赤ちゃんもよく飲む麦茶にまで使われていることがある |
こんなに危険なものを使ってまで、
商品の見栄えを良くしないといけないなんて、
どこかおかしくないかな、と感じます。
理想的な商品なんてない、
という前提で、商品を選ばないといけないかもしれませんね。
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