「人生やりきった」と言えるくらい全力でやろう!人生はそのためにある
どうも、こんにちは
たかふみです!
今日はやりたいことを全力でやろうぜ!
という話をしていこうと思います。
小さいときから親にキャンプとか連れて行ってもらっていて
旅行が結構好きだったんですよね。
親も出会いの場が、ゲストハウスだったとか聞いているので
サラブレッドかもしれません笑
で、そんなふうにして旅行好きになるような教育がされていったんですよね。
クルマで出かけることが多かったので
最初はドライブとか楽しいだろうなぁとか思っていました。
でも、旅行に電車を使うことが多くなって来たんですよね。
高校生くらいの時に青春18きっぷというJR乗り放題のきっぷを知ることになりました。
それで神奈川から長野まで普通列車で家族で温泉に行ったりしていました。
そんなことをやっているうちに鉄道に興味が湧いてきて、
気がついたら立派な鉄道オタクになってしまっていました。
僕がハマったのは寝台列車や夜行列車。
当時残っていた夜行列車は9つくらいでした。
- 寝台特急「あけぼの」
- 寝台特急「北斗星」
- 寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」
- 急行「はまなす」
- 臨時寝台特急「カシオペア」
- 臨時寝台特急「トワイライトエクスプレス」
- 臨時快速「ムーンライトながら」
- 臨時快速「ムーンライトえちご」
- 臨時快速「ムーンライト信州81号」
で、毎年のように廃止されて行きました。
あけぼの
北斗星、トワイライト、ムーンライトえちご
カシオペア、はまなす…
そして鉄道オタクになったときには
将来全部廃止されることが分かっていました。
(2018年現在、一部は今でも残っています)
だからひたすらに乗りまくったんですよね。
確かに寝台特急って安く無いです。
一回乗るのに2万円以上かかります。
遠くに行くから帰ってくることも考えると3万円とか4万円とかかかるんです。
でも、高いからと言ってこのチャンスを逃したら、
ガチで一生乗れなくなってしまうんです。
近々廃止されちゃうから。
だから、借金してでも満足できるだけ乗るべきだと思いました。
2013年から夜行列車に本格的にハマり始めたんですが、
2013年には11回乗りました。
2014年には20回乗りました。
2015年にも14回乗りました。
豪華寝台特急と言われるカシオペアやトワイライトエクスプレスの
最上級客室にも何度も何度も乗ったので何万円お金を使ったのかわかりません。
逆に計算したくなるくらい
もう、ひたすらに乗りまくりました。
いやー
あれは青春だったなぁ…
本当に、これについては悔いが無いレベルで乗れたと思っています。
この記事の最初の画像はカシオペアの一番いいところに乗った時の写真です。
このきっぷが取れたときは感動しすぎて思わずジャンプしちゃったなぁ…
展望室だもん。
最高すぎました!
最後尾じゃないから機関車が邪魔だって?
機関車をずっと眺めているのがいいんですよ。
変態ですからね~
で、寝台列車のきっぷとか瞬殺で売り切れるんですよ。
きっぷは早いもの勝ちです。
ちょうど一ヶ月後の列車が10時丁度に発売されるんですよね。
例えば2018年12月10日の列車は
2018年11月10日の午前10時に発売されます。
で、それが早いもの勝ちで売られていくんです。
10時0秒に取られたら、10時1秒にきっぷを買おうと思っても変えないんです。
10時になった瞬間取りに行かなければ行けないです。
だから「10時打ち」と呼ばれています。
で、いかにライバルよりも早くきっぷを自分のものにするかの競争が
全国のJRの窓口で繰り広げられていたんです。
時報の世界です。
プップップッポーン
の「ポ」の「p」が聞こえた時に駅員さんに発券ボタンを押してもらわないと取れないんです。
上手な駅員さんはどの駅にいるかとか
そういう情報戦もありました。
で、その10時打ちをひたすらやりまくった。
そしてプレミアきっぷを取りまくって乗りまくった。
10時打ちも楽じゃないです。
JRの窓口に朝行って数時間待機。
まずそこで1番にならないといけない。
仮に1番になったとしても予選突破しただけ。
そして10時になったら全てをかける。
プップップッポーン
・・・・
どうだ?
・・・・
取れた?
・・・・
取れない???
取れました!¥9,450
うおーーー
よっしゃーーーーー
もうこの時点でテンションMAXです。
取れたら
今度は金を工面して旅行に行くんですよね。
実際、奨学金を借りて乗りまくりました。
きっぷが取れたら旅行に行く。
そんなハチャメチャな旅行でした。
お金なんて社会人になったらいくらでも稼げるんです。
それよりも、今お金が必要だから奨学金を使ってでも乗りに行きます。
返せる保証なんて考えている暇は無いです。
列車に乗ったら写真を取りまくったり、
酒を飲んだり、めいいっぱい楽しみます。
この一回一回の乗車がかけがえのない思い出になるんだよなぁ
と噛み締めながら乗っていました。
だって、もう二度と乗れないかもしれないんだから。
本当に楽しかったです。
サンライズ瀬戸・出雲を残して
毎日走っている夜行列車が日本からなくなっととき、
僕は燃え尽き症候群になりました。
人生やりきった。
そう言っても間違いないくらい充実していました。
24歳の春でした。
当時、若造が何を言っているんだと思われたかもしれないけれど、
ガチでそう思っていました。
やりたいことに全力で出来てよかったなぁと思っています。
今は、他にやりたいことがいろいろとあるので、
本当に人生やりきったわけじゃないのですけどね。
でも、そこまで言えることってなかなか無いんじゃないのかなって思います。
もう、ラストランのときなんて血が騒いでいました。
悲しさと悔しさと嬉しさと興奮とで頭がおかしくなっていました。
そして、大好き過ぎて涙が出ました。
このまま逝ってしまわないでくれ…
ラストランは本当に悲しく、そして楽しい、そういう複雑な旅でした。
2016年3月22日の朝、
最終のはまなすを降りる時、
「あぁ…全て終わったんだな」
と思いました。
それだけ、全てを捧げたのが寝台列車だったんです。
別に寝台列車じゃなくてもいいんです。
なにか、やりたいことがアレば、
全力で全ての時間とお金をつぎ込んでやってやる
マイナスになってもいいからやりきる
それくらいのものを見つけてやっていくのがかっこいい人生だと思います。
趣味でも、仕事でもなんでも。
で、そんな人生を支えるのが健康なんです。
そして、これからもやりたいことを思いっきり出来るための
最低条件である「健康」にはしっかり気をつけていきたいなと思ってます。
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