生あくびが止まらない!実はそれ、怖い病気のサインかもしれません!
ふわあ~と、つい出てしまうあくび。
でも、そこまでしっかりじゃなくて、
何となく軽~く出てしまう生あくびが、一日のうちに何度もある、
なんてことはありませんか?
寝不足かな?
と思っているかもしれませんが、
それ、実は怖い病気のサインかもしれないんですよ!
ドキッとしますよね。
何気なく出ている生あくびについて、詳しくご紹介していきます。
眠気がないのに出る生あくびは注意が必要
あくびは、眠くなると出てくるものです。
その眠気がないのに、
軽~い感じでふわぁ、と出てしまう生あくびには、
次のような原因が考えられます。
・緊張が続いている
・ストレスでかなり疲れている
・睡眠障害
・病気のサイン
などですね。
緊張状態が続いていたり、ストレスが溜まると、
心身ともにかなり疲弊してしまいます。
そうすると、
「体が疲れていますよー」とサインを出すために、
生あくびが出るんですね。
私は一時期、かなりの寝不足と不規則な生活で、
体調を崩したことがありました。
右耳がこもったようになり、
ひんぱんにめまいが起こるようになったんです。
そんな時、一日中やたらと生あくびが出ていたので、
「寝不足だから眠いんだろうな~」
くらいに思っていました。
耳の不調が続くので気になって、
結局耳鼻科を受診したんですが、先生から、
「かなり疲れがたまっているみたいだから、できるだけ、体を休めるようにしてください」
と言われました。
寝不足もあったんでしょうが、
今から思うとストレスや緊張状態も、
生あくびの原因だったんでしょうね。
それから、更に怖いのが、睡眠障害と病気のサインです。
睡眠障害の場合、
睡眠時無呼吸症候群が考えられます。
これは近年、トラブルが起きた電車の運転士や、
交通事故を起こしてしまったドライバーなどに、
当てはまるケースも出て来ていますよね。
この場合は、自分では眠っているつもりでも、
実際には睡眠が十分に摂れていないので、
生あくびの連発となってしまいます。
病気のサインとしては、
・脳梗塞
・脳腫瘍
・狭心症
・更年期障害
・低酸素血症
・片頭痛の前兆
などが考えられます。
脳疾患や心疾患なんて、
命に関わる危険もありますよね!
たかが生あくび、と侮ってはいけません!
心当たりがある場合は、
すぐに検査を受けましょう。
あくびとはそもそも何なのか
じゃあ、あくびって悪いものなの?
と思ってしまいそうですが、実は違うんです。
本来あくびとは、
体が休息を求めて出る、生理現象の一つです。
脳の働きが鈍くなって、
軽い酸欠状態になってしまうので、反射的に出てしまうんですね。
ふわぁーと大きく息を吸うので、
新しい空気がたくさん入り、脳を活性化してくれるんです。
また、あくびで口を大きく開くと、
顎の筋肉が刺激されて、脳に刺激も送ってくれるんですよ。
人前だとつい、あくびをこらえたり、
口を閉じてかみ殺したりしてしまいがちですが、
ちゃんと意味があったんですね~。
だからといって、
さすがに公衆の面前で大口を開けるのは、
女性としてためらってしまいますが。
またあくびには、
脳に新鮮な酸素を送り込むだけでなく、
副交感神経を優位にするという働きもあります。
副交感神経は、
体をリラックスさせる神経。
・脈を安定させる
・血圧を安定させる
・体を休息モードにする
あくびをすることで、
体は疲れのサインを送るだけでなく、
同時にリラックス状態へと導かれていたんですね~。
私の娘は、人見知りが激しいんですが、
年度初めにクラス替えがあるとしばらくは、
帰宅してからやたらとあくびをしている気がします。
そんなに眠いのかな?と思っていたんですが、
実は緊張状態から解放されて、
リラックスしようとしていたのかもしれませんね。
無意識とはいえ、
ヒトの体ってすごい機能を持っているんだなと思います。
また、あくびをすると、涙がにじみますよね。
私はドライアイ気味で、
コンタクトの長時間装用をすると目がゴロゴロしてくるんですが、
あくびをすると、涙のおかげでちょっと潤います。
つまり、あくびは決して悪いものではないのです。
通常の状態で頻発する生あくびでなければ、
心配はいらないんですね。
心配なあくびと心配ないあくびの違い
では、心配しなければいけないあくびと、
心配のいらないあくびについて、見ていきましょう。
・心配のないあくび
夜の眠い時や、朝起きてからのあくびは、心配いらないです。
眠気によって、覚醒のレベルが下がっているので、
意識や注意力が散漫にならないように、
目を覚ましてくれているのです。
退屈な授業や会議の時にも、
ふあ~とつい出てしまいますよね。
これは、
「起きないと」
と脳が働いている状態なんです。
あくびをすると、
自然に背筋が伸びたり、大きく口を開いたりしますよね。
起きておかなければいけない場合は、
これによって体から脳へ刺激を送って、活性化しようとするんです。
・心配しなければいけないあくび
一方、眠くないのに生あくびを頻発する時は、
上記でも述べたように病気のサインの可能性があります。
脳の血流が減ったり、
血液中の酸素のブドウ糖の濃度が下がると、生あくびが出ます。
これは、脳の病気や
低血糖、低血圧のサインなんですね。
・脳疾患
・心疾患
・胃潰瘍などからの大出血
の症状があると、
脳の血流が減り、脳が酸欠状態になってしまうんです。
脳は大量の酸素を消費しますので、
何とか酸素を補給しようと、生あくびが出るというわけです。
意識のレベルが下がっていて、生あくびを連発していると、
危険なサインですので、
すぐに救急搬送する必要があります!
また、糖尿病患者が生あくびをしていたら、
低血糖状態になっている可能性があります。
脳は、ブドウ糖からしかエネルギーを作れないので、
血液中の酸素のブドウ糖濃度が下がると、
低血糖になってしまうんです。
これも、意識の低下などを招きますので、危険です。
まとめ
生あくびが止まらないけど、これって放置しても大丈夫?
・眠気がないのに連発する生あくびは、病気のサインの可能性がある! ・あくびには、体をリラックスさせる効果があるので、健康なあくびは問題ない ・心配なあくびと、そうでないあくびの違いを知っておこう |
通常のあくびなら、何も問題はありませんが、
頻発して出る生あくびには、注意が必要なんですね。
たかがあくび、と侮ってはいけません。
病気のサインかもしれない、と意識をしておきましょうね。
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